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『マーヴル・スーパーヒーローズ』(''MARVEL SUPER HEROES'')は、アメリカン・コミックスを題材とする2D対戦型格闘ゲーム。カプコンが開発し1995年9月に同社よりアーケードゲーム(CPS-2基板)として出荷され、後にセガサターン、プレイステーションに移植された。 なお本項においてはゲームタイトルおよび当時の記述に基づき、表記をマーベルではなくマーヴルに統一する。'MARVEL SUPER HEROES'')は、アメリカン・コミックスを題材とする2D対戦型格闘ゲーム。カプコンが開発し1995年9月に同社よりアーケードゲーム(CPS-2基板)として出荷され、後にセガサターン、プレイステーションに移植された。 なお本項においてはゲームタイトルおよび当時の記述に基づき、表記をマーベルではなくマーヴルに統一する。')は、アメリカン・コミックスを題材とする2D対戦型格闘ゲーム。カプコンが開発し1995年9月に同社よりアーケードゲーム(CPS-2基板)として出荷され、後にセガサターン、プレイステーションに移植された。 なお本項においてはゲームタイトルおよび当時の記述に基づき、表記をマーベルではなくマーヴルに統一する。 == 概要 == マーヴル・コミックのスーパーヒーローとヴィラン(悪役)たちが、それを持つものに無限の力を与えるという「インフィニティ・ジェム」を求めて闘いを繰り広げる。マーヴルのクロスオーバー(作品間をまたがって展開する作品)シリーズの『インフィニティ・ガントレット』を原作とし、ゲームとしては『エックス・メン チルドレン オブ ジ アトム』の続編に当たる。 アメリカではX-MENがメジャーだが日本ではそれほどでもないということと、スパイダーマンやハルクなど日本でも人気のある独立タイトルを持つ人気ヒーローたちが競演するとあって、『インフィニティ・ガントレット』がベースストーリーに選ばれた。なお、キャラクター選択は前作と同じくキャラクターの知名度よりも見た目の分かり易さが重視され、その結果原作には登場しないサイロックやシュマゴラスなどが選ばれている。またヴェノムやガンビットは候補に上がりながらも没になっている〔ゲーメストムックシリーズVol.27『マーブルスーパーヒーローズ』(新声社)のスタッフ対談にて。〕。 前作『X-MEN』の派手さはそのままに、よりシステムを洗練させている。特徴的なのは、相手を上空にはじき飛ばしさらに追撃する「エリアルレイヴ」で、これは後の『MARVEL VS. CAPCOM』シリーズに引き継がれることになった。一方で、永久コンボがいくつも見つかるなど対戦バランスの調整に課題を残した。 小学館プロダクションが前作と同時期にアニメとタイアップして出していた日本版Xメンに代わり、『マーヴルX』というオムニバス形式でマーヴルコミックを掲載する単行本が定期刊行され、それにともなってゲームの舞台もXメンからマーヴルユニバースへと移行した。 海外では絶賛されていたが、日本ではそれほどヒットしなかったため、開発スタッフは「海外ではヒットした」という報告にもそれほど手応えを感じなかったという。また、開発の段階でマーヴル側から許可が下りなかった技などに関してもしつこく許可を求めたことから「キャラクター作りは最高だがライセンス先としては最悪の会社」と言われたというが、制作したキャラクターに関しては大変褒められ、スパイダーマンは今までのあらゆるメディアの中で一番凄いスパイダーマンらしい動きだと言われたという〔。 なお、カプコンのシークレットファイルの創刊号は本作で準備されており、刊行に当たってカプコンが見せたイラストがマーヴル側に認められ、以降カプコンがメインビジュアルのイラストなどを描くことを許可されるようになったが、事情によりシークレットファイル自体は刊行されなかった〔カプコンの小冊子シークレットファイル『マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター』のスタッフ対談にて。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マーヴル・スーパーヒーローズ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Marvel Super Heroes (video game) 」があります。 スポンサード リンク
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